組み立て難易度が高い日立のお掃除機能付きエアコンの
攻略法を解説したDVD教材のご案内
このページでは、多くの方が苦手としている…日立のお掃除機能付きエアコンの分解と組み立ての攻略法を...「Zシリーズ」を元に解説したDVD教材のご案内いたします。
お掃除機能付きエアコン洗浄では…
日立の攻略が重要な理由
お掃除機能付きエアコンの洗浄を行っている方であれば、「日立のエアコンはやりたくない」と思っている方は多いはずです。日立のお掃除機能付きエアコンの場合、高機能タイプのXシリーズでなくても難易度が高い為です。
難易度が高い為に、完璧にできなくても仕方ないと思って作業しているケースがありますが、清掃のプロとしては、日立のお掃除機能付きエアコンの分解方法と組み立て方法をマスターすることは非常に重要になっています。その理由は・・・
(1)技術の差が明確に出てしまう
日立のお掃除機能付きエアコンの場合、第三者から見て、技術の差が明確に出てしまいます。日立の場合、作業手順を間違えれば、何度もやり直しという事態になることもあります。このような光景を顧客に見られれば、顧客も不安になってしまい、リピート注文に影響が出てきます。逆を言えば、日立を完璧にできれば、一流ということです。
(2)下請けの仕事であれば仕事量に影響が出る
元請け会社がエアコン洗浄に詳しい場合、日立のお掃除機能付きエアコンの作業方法を見れば、その会社の技術力が分かってしまいます。その為、日立のお掃除機能付きエアコンをマスターしていないと、仕事量に影響が出ることがあります。
(3)故障などのトラブルが発生しやすい
日立のお掃除機能付きエアコンは、Xシリーズなど高機能タイプ出なくても、多くの機能が付いていて電装部が複雑になっています。その為、壊れやすい特徴があり、故障などのトラブルを起こさない分解作業と組み立て作業が必要になります。
日立のお掃除機能付きエアコンを攻略できない原因
(1)組み立て難易度が高い
日立のお掃除機能付きエアコンを苦手としている作業の多くは、組み立て作業です。日立のお掃除機能付きエアコンは、分解できても組み立てに多くの時間がかかる為です。時間が多くかかるだけならいいのですが、最悪のケースでは、組み立て不能に陥る可能性もあります。
(2)組み立てが上手くいかない原因を分かっていない
お掃除機能付きエアコンの組み立て作業は、分解作業の逆の順番で行って行きますが、日立の場合は、これだけでは上手くいかないことが多くなります。上手くいかない時は、上手くいかない原因があるので、その原因を知ることが重要になります。
(3)写真での記録が不十分
お掃除機能付きエアコンの組み立て作業では、分解前の写真を元に組み立てるのが基本となります。その為、写真で記録しているケースが多いのですが、写真で記録していても、組み立て作業で苦戦することが多くなります。
その原因は、写真で撮る場所が適切でない為と撮る場所の数が少ない為です。おそうじ情報館では、DVDの撮影の際、1機種あたり100枚以上の写真を撮りますが、これでも、取り付けで迷うことがあります。なので、ビデオ撮影よりも写真撮影に神経を使っています。
(4)ネジの管理が不十分
日立のお掃除機能付きエアコンは、ネジの数が多くあります。その為、ネジを間違えるケースが多くなります。同じパーツでもネジの大きさが異なることがある為です。多くの場合、ネジで固定していれば問題ないと考えますが、ネジの間違いでトラブルを起こすこともあるので、ネジの管理は非常に重要になります。
日立の組み立て難易度が高い原因
(1)リード線の位置
日立・白くまくん・Zシリーズは、リード線の数が多くあります。その為、リード線の取り付けに多くの時間がかかりますが、時間がかかるだけでなく、取り付け位置をほんの少し間違えるだけで、コネクターの取り付けができないことがあります。また、電装ボックスのカバーの取り付けができないことがあります。
(2)リード線を通すルートが複雑
日立・白くまくん・Zシリーズに限りませんが、リード線の通すルートが複雑になっています。これを間違えると、コネクターの取り付けができないことがあります。
(3)リード線を固定しているテープ
日立・白くまくん・Zシリーズは、リード線を固定しているテープの数が多くあります。このテープは、組み立ての際に、元の位置に貼ればいいのですが、この位置をほんの少し間違えるだけで、やり直しになることがあります。
(4)組み立ての順番
通常、組み立て作業は、分解作業の逆で行って行きますが、Zシリーズの場合では、この方法で行うと、正しい取り付けができないことがあります。
(5)ネジ留めの順番
パーツによっては、ネジ留めの順番に注意する必要があります。
(6)送風ファンのホルダーの取り付け
送風ファンのホルダーの取り付けは、写真で記録していても難易度が高くなります。
(7)清掃会社による洗浄したことのあるエアコンはさらに難易度が高くなる
原因は、正しい位置に取り付けがされていないケースがある為です。その為、分解前の状態を元に組み立てると、トラブルを引き起こす可能性もあります。
日立ZシリーズのDVD教材の特徴とDVDで手に入る情報
(1)日立攻略の為の分解方法と組み立て方法
日立のお掃除機能付きエアコンの組み立てが難しくなるのは、組み立てを意識した分解作業をしていないことです。組み立てが難しいエアコンの場合、組み立て方法だけに焦点を当てがちですが、実は、分解作業の段階から、組み立て作業のことを考えて分解をして行く必要があります。その為、DVDでは、組み立て作業で苦戦しない為の分解方法の詳細を解説しています。
(2)組み立てで上手くいかない時の原因と対応策を徹底解説
組み立てで上手くいかない時は、必ず原因があります。このDVDの制作では、撮影前に多くの時間かけて組み立てで上手くいかない原因を分析しました。DVDでは、その原因に基づいた分解方法と組み立て方法の詳細を解説しています。
(3)実技研修で苦戦していた作業に対する対応策
日立のエアコンでの実技研修(実技研修ではEシリーズを使用)で多くの参加者が間違えたこと・自力ではできなかったこと・多くの時間がかかったことなどを元に、その対応策を解説しています。
(4)通常のDVD教材の2倍の情報量
このDVDは、日立Zシリーズの分解方法と組み立て方法を解説していますが、Zシリーズ以外にも応用できるよう情報量は、通常のDVD教材の2倍となっています。DVDは2本セットとなっており、第1部で分解方法、第2部で組み立て方法を解説しています。
(5)写真での記録のポイント
写真は、基板を正面から撮るケースが多くなりますが、これだけでは、分解前と同じように組み立てることはできません。DVDでは、組み立てで苦戦する場所に基づいて、写真で記録しておく部分なども解説しています。
(6)日立攻略の最大のポイント
日立攻略の最大のポイントは、リード線の取り外しと取り付けです。多くの場合、リード線を何気なく外してしまいます。しかしこれが、取り付けで苦戦してしまう原因です。日立の場合は、リード線の取り外しの際、確認するべきことが多くある為です。この確認をきちんとしておけば、組み立てで苦戦することも減ってきます。つまり、リード線を制すれば日立を攻略できる…ということです。
(7)リード線の正しい位置の見分け方
リード線の取り付けでは、正しい位置に取り付けできているか?この見分けが非常に重要になってきます。この間違いに気付かないと、周囲のパーツを再度外してやり直しになってしまいます。DVDでは、リード線の位置が正しいかの見分け方も解説しています。
(8)ドレンパン・送風ファンを外さない分解パターン
日立Zシリーズは、ドレンパン・送風ファンを外さない分解パターンでも多くの時間がかかるだけでなく、注意点も多くあります。この分解パターンでは、風向板の4つのモーターの外し方まで解説しています。ドレンパンの裏側にも1つモーターがありますが、これはドレンパンを外さないと外せません。
(9)ドレンパン・送風ファン・電装ボックスを外す分解パターン
日立Zシリーズは、ファンモーターを外す場合、送風ファンとファンモーターを外してからドレンパンを外します。ファンモーターが落下しやすい為です。難易度が高くなる作業は、送風ファン左側のアルミフィンホルダーの取り付けです。ドレンパンの取り外しと取り付けは、難易度が高くないので、ぜひ、やってみてください。
お掃除機能付きエアコンの洗浄実技DVD
〜日立・白くまくん・Zシリーズ編〜
<第1部・第2部>
2本セット
お掃除機能付きエアコンの洗浄実技
~日立・白くまくん・Zシリーズ編~
<第1部>
【1】使用したエアコンの詳細
●型番・年式等について
【2】日立・Zシリーズの構造の特徴
(1)電装ボックスについて
(2)ネジの数について
(3)リード線について
(4)リード線を固定しているテープについて
【3】分解手順
<ドレンパン・送風ファンを外さない場合の分解手順>
(1)前面パネルの取り外し
●多くのエアコンと異なる点
(2)エアフィルターの取り外し
●エアフィルターの取り外しでの注意点
(3)ダストボックス(ホコリキャッチャー)の取り外し
(4)コーナー部品の取り外し
(5)分解前の確認事項
●ここでの確認事項が重要になる理由
(6)端子台カバーの取り外し
(7)下カバーの取り外し
●上下風向板を外す前に下カバーを外す理由
(8)上下風向板の取り外し
(9)左パネルの取り外し
●左パネルを外す時の注意点(確認しておくべきこと)
(10)右パネルの取り外し
(11)上側の電装ボックスのカバーの取り外し
●取り付けで間違いやすいこと
(12)下側の電装ボックスのカバーの取り外し
(13)右側のカバーの取り外し
(14)電装ボックス内のコネクターの取り外し
●写真で記録する時の重要ポイント
(15)リード線の取り外し
●リード線を外す際の注意点
●取り付けで迷う部分について
●リード線を外した時にやっておくべきこと
(16)下側電装ボックスの取り外し
(17)リード線のテープについて
●テープの位置が重要な理由
(18)センサーカバーの取り外し
(19)左側のリード線について
●リード線の位置確認をしなかった場合に起こること
(20)上側の電装ボックスの取り外し
●2つの取り外しパターンについて
(21)お掃除ユニット下のリード線の取り外し
●お掃除ユニットを外す前に、お掃除ユニット下のリード線を外す理由
●お掃除ユニットのネジ1本だけ個別に保管する理由
(22)お掃除ユニットの取り外し
●お掃除ユニットを外す際の重要な注意点
(23)風向板のモーターの取り外し
●4つのモーターの外し方
●ドレンパンを外さないと外せないモーターについて
(24)アース線・電磁弁コイルの取り外し
(25)上側の電装ボックスを元の位置に戻す
●上側の電装ボックスを元の位置に戻す理由
(26)左右風向板の取り外し
<ドレンパン・送風ファンを外す分解パターン>
(27)上側の電装ボックスの取り外し
●電源コードを配管スペースから取り出す
●コード留め具の取り外し
●Fケーブルの取り外し
Fケーブルが外しにくい原因
●ケーブルケースの取り外し
●上側の電装ボックスの取り外し
(28)送風ファン・ファンモーターの取り外し
●ドレンパンを外す前に送風ファンを外す理由
●ファンモーターのカバーの取り外し
●左側アルミフィンホルダーの取り外し
●送風ファン内部のネジを緩める
●ファンモーの取り外し
●送風ファンの取り外し
(29)ドレンパンの取り外し
●ドレンホースの取り外し
●ドレンパンの取り外し
●背面側のモーターの取り外し
(収録時間)50分43秒
お掃除機能付きエアコンの洗浄実技
~日立・白くまくん・Zシリーズ編~
<第2部>
【4】組み立て手順
(1)ドレンパンの取り付け
●背面側のモーターの取り付け
●ドレンパンの取り付け
●ドレンホースの取り付け
(2)送風ファンの取り付け
●ファンモーターの取り付け
●送風ファンの取り付け
●送風ファン内部のネジを締める
正しく取り付けができていない時の状態
(3)左右風向板の取り付け
(4)温度センサーの取り付け
(5)アース線・電磁弁コイルの取り付け
(6)風向板のモーターの取り付け
●モーター取り付け時の注意点
●リード線のテープの取り付け位置を間違えない方法
(7)お掃除ユニットの取り付け
(8)左側のユニットの取り付け
(9)電装ボックスの取り付け-1
●電装ボックスを外さなかった場合の取り付け方法
(10)電装ボックスの取り付け-2
●電装ボックスを外した場合の取り付け方法
●ケーブルケースの取り付け
●電装ボックスの取り付け
●ケーブルケースをネジで固定
●電装ボックスをネジで固定
●アース線の取り付け
●Fケーブルの取り付け
●コード留め具をネジで固定
●電源コードを配管スペースに戻す
(11)センサーカバーの取り付け
●取り付けのポイント
(12)下側の電装ボックスの取り付け
●取り付けのポイント
(13)リード線の取り付け
●リード線の取り付けのポイント
●リード線のテープの取り付けでの注意点
●コネクターの取り付けが不能になる原因と対策
●アース線の取り付け
(14)右側のカバーの取り付け
(15)電装部のカバーの取り付け
(16)右パネルの取り付け
(17)左パネルの取り付け
●上手くはまらない時の原因と対処方法
(18)上下風向板の取り付け
●上下風向板の取り付けが難しい原因
(19)端子台カバーの取り付け
(20)下カバーの取り付け
(21)ダストボックスの取り付け
(22)エアフィルターの取り付け
(23)前面パネルの取り付け
(24)コーナー部品の取り付け
(収録時間)50分19秒